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ベトナムで出会った本物の「ベトナム コーヒー」体験

2017年、ベトナムでの暮らしの始まり

ベトナム 首都 ハノイ

2017年から2024年まで、私はベトナムに住んでいました。
それまで、スポーツ関係の仕事をしていましたが、海外で働いてみたいとの思いから、体一つでベトナムの地へ足を踏み入れました。
休日には、ホーチミンやハノイといった大都市だけでなく、中部のダナン、古都フエ、さらには山岳地帯のサパなど、ほとんどの地域を旅しました。
その旅の中で、必ずといっていいほど出会ったのが「ベトナム コーヒー」でした。
小さなカフェからローカル食堂まで、街角には必ずカフェがあり、ベトナムの人々の生活に深く根付いていることを肌で感じました。

世界有数のコーヒー豆生産国「ベトナム」

ベトナム コーヒー豆 乾燥

実はベトナムは、ブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー豆生産国です。その大半はロブスタ種で、世界に流通するインスタントコーヒーの多くにベトナム産が使われています。
標高の高いダラットやバンメトートは良質なコーヒーの産地として知られ、近年はアラビカやスペシャルティコーヒーの栽培も盛んになっています。

つまり「ベトナム コーヒー」は、世界のコーヒー市場を支えている存在でありながら、同時に地域ごとの個性を持つ奥深い一杯なのです。

世界のコーヒーとの比較

「ベトナム コーヒー」は、世界の主要なコーヒー産地とも比較される存在です。

ブラジルコーヒー

世界最大の生産国で、バランスの取れた味わいが特徴。ベトナムのロブスタは、その生産量でブラジルのアラビカに匹敵し、力強い味わいが好まれます。

コロンビアコーヒー

なめらかで香り高く、アラビカ種の代表格。ベトナム中部高原のアラビカ(特にダラット産)は、華やかさではコロンビアに劣らず、むしろ「よりフルーティー」と評価されることもあります。

エチオピアコーヒー

花のような香りと独特の酸味が魅力。ベトナムのアラビカも近年は「軽やかな酸味と果実感」で注目されており、スペシャルティ市場ではエチオピアと比較されるほどです。

このように、ベトナム コーヒーは世界のトップクラスの産地に肩を並べる存在になりつつあります。

コーヒーが生活に根付くベトナム人の文化

ベトナム国民のコーヒー消費量は年々増加しており、都市部では毎日のようにカフェでコーヒーを楽しむ姿を目にします。
統計によると、ベトナム人1人あたりのコーヒー消費量は東南アジアでトップクラス。朝はバインミーと一緒にブラックコーヒー、昼下がりは氷を入れたカフェ・スア・ダー(練乳入りアイスコーヒー)、夜には友人とカフェで語らいながら一杯…。まさに「国民の生活と文化を映す飲み物」と言えるでしょう。

私自身も現地で暮らしていた7年間、朝の通勤前に路上カフェで「カフェ・デン」を飲み、午後の休憩には「カフェ・スア・ダー」でリフレッシュするのが日課になっていました。

旅先で出会ったローカルコーヒーの魅力

ベトナムの高原地帯、中でもDac Lac(ダクラク)にあるバンメトートは「コーヒーの首都」と呼ばれるほど有名で、世界コーヒー博物館あるほどです。
現地の農園を訪れると、収穫したばかりのコーヒーチェリーを手に取り、その場で焙煎した豆を味わう体験ができました。
特に印象的だったのは、ロブスタ種特有の力強い苦味と、アラビカ種の華やかな香り。その地域ごとに風味が違うことを知り、同じ「ベトナム コーヒー」といっても実に奥が深いと感じました。

7年間の体験が形になった「焙煎」

7年間の暮らしの中で培った知識と体験をもとに、現在は日本でベトナム産コーヒー豆を焙煎し、販売しています。
豆の選定から焙煎度合いまで、自らの旅の記憶を思い出しながら調整しています。
たとえば、サパの冷涼な気候で飲んだやさしい口当たりのコーヒーを再現するために浅煎りを試みたり、ホーチミンの活気ある街角で味わった濃厚なロブスタをイメージして深煎りを選んだりと、すべてが旅の延長線上にあります。

ベトナム コーヒーを日本へ届けたい

私が伝えたいのは単なる「味」だけではなく、ベトナムで過ごした時間、文化、そして現地の人々との出会いが詰まった一杯の体験です。
右も左も分からない私に、親身になって色々なことを教えてくれ、ベトナム文化の「お茶」に誘ってくれたりもしました。
「ベトナム コーヒー」を通じて、現地で感じた旅の空気や文化の香りを、少しでも多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。

結 coffee Beans の由来

店名の「結(ゆい)」には、私自身のベトナムでの経験が込められています。
2025年に念願の息子が誕生し、「結」は名前の一文字でもあります。

  • ベトナムで出会った多くの人との“結びつき”に感謝
  • 現地で妻と出会い、人生を共に歩むことになった**「結ばれた」縁**
  • そして、コーヒーを通じて日本とベトナムを結ぶ架け橋になりたい

そんな思いを込めて、「結 coffee Beans」と名付けました。
あなたの毎日に、一杯のベトナム コーヒーが「人と人との結びつき」を感じさせてくれることを願っています。